健康運動指導士の試験内容

健康運動指導士の試験内容

健康運動指導士は、医学・運動生理学に関する専門的知識を持ち、
健康維持・改善をすし安全で効果的な運動プログラムを指導ができます。

そのため試験を受けるための条件が厳しく、試験自体も難関で、
資格取得が困難な試験の一つともいえます。

体育系大学の卒業者、看護師・理学療法士・栄養士・はり師・灸師・
作業療法士・臨床検査技師などの有資格者や運動指導従事の実務経験
のある人などで120単位の講習会を修了していること(一部講習は、
実務経験者は証明ができれば免除もあります)もしくは、
健康運動指導士養成校の養成講習を修了していること、この条件をクリア
していることにより健康運動指導士の認定試験を受験できます。

健康運動指導士養成校は、主に4年制大学の体育科やスポーツ科などが
認定を受けています。

試験内容は

・健康管理概論
・運動生理学
・栄養と運動
・バイオメカニクスと機能解剖
・発育・発達・老化
・生活習慣病とその予防
・運動負荷試験、心電図
・運動負荷試験実習
・運動障害と予防
・健康づくり運動の理論と実際
・運動指導の心理学的基礎
・運動プログラムの管理
・肥満の判定と評価基準
・ストレス管理法
・体力測定と評価
・救急措置

など、講習会の120単位の中から出題されます。
試験に合格するためにはものすごい量の知識を覚える必要があります。
講習会テキストも上下巻あわせて1500ページもある分厚いものです。

メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防などで注目を集めている
健康運動指導士。これから先、更に需要が広がってくることでしょう。