健康運動指導士の通信教育
健康運動指導士の資格を取りたいんだけど、通信教育はやってるのかな?
そう思われて、通信教育に関しての検索される方が多いみたいですが、
残念なことに、健康運動指導士は通信教育は行っていません。
何故かというと、健康運動指導士は、生活習慣病やメタボリック
シンドロームなどの症状の予防策や改善策を、食事療法と運動療法を
基本にサポートしていくのが主な目的で、運動以外にも医学の詳しい
知識が必要な上、運動の実技も伴いますので、通信教育だけでは
勉強が行き届かないのです。
健康運動指導士の資格を受験するためには、健康・体力づくり
事業団主催の東京や大阪で開かれる講習会を受講するか、
健康運動指導士養成校(4年制大学の主に体育科など)の養成講習を
修了していることが条件となってきます。
健康・体力づくり事業団主催の講習会を受講するにも条件があり、
体育系大学の卒業者、看護師・理学療法士・栄養士・はり師・灸師・
作業療法士・臨床検査技師などの有資格者や運動指導従事の実務経験
がある人など一定条件を満たしていないと受講できません。
ただし、一部の実務経験者は講習免除の項目もあります。
つまり、一定条件を満たしていない人は講習会を受講できないので、
資格試験を受けることができません。いきなり、健康運動指導士
にはなれないのです。
個々人の心身の状態に応じた、安全で効果的な運動を実施するための
運動プログラムの作成・指導するのですから、それ相応の資格と勉強が
必須ですので、通信教育ではなくきちんとした講習講義を受ける必要が
あるのです。
それゆえ、資格取得は大変ですが、これからの健康向上思考が進む中で
重要な資格になることは間違いありません。