健康運動指導士の給料
健康運動指導士は、生活習慣病を防止し健康の維持・増進させるための
運動プログラムを作り、指導する仕事です。
病院・診療所、老人介護・保険福祉施設、保健所、健康増進センタ−、
市町村保健センタ−、フィットネスクラブ、アスレチッククラブ、
スポーツセンターやメタボ検診(特定保健指導)対策のため、一般企業に
設けられた健康管理部門などでも活躍しています。
健康運動指導士の給料は、健康運動指導士として給料が支払われる
というよりも、通常の職務給料に資格手当てとしてプラスされることが
多いようです。
「現在、自分が従事している仕事に、重要なプラス要素がある資格を所持
しているから、お手当てをあげます。」という事ですね。
通常資格手当ての金額は、1〜2万円程度が多いようです。
現在、厚生労働省が健康促進政策を打ち出し、健康運動指導士の育成を
後押ししています。そのため、中には健康運動指導士の資格取得費用を、
必要経費として、一部あるいは全額支払ってくれる職場も増えてきています。
職場推奨の資格受験のため、講習会出席中も給料を支払ってくれる場合も
あるようです。
健康運動指導士の資格取得には、講習費用や試験費用など約20万円以上と
かなりの金額になりますので、この制度がある職場に就職して、実績を積んでから
健康運動指導士の資格取得を目指すのもよいと思います。
職場で、副業を禁止していないようでしたら、
企業でメタボ検診対策講座や、病院や学校などで運動講習会などを開く
という収入源を持つ事もできます。
高齢化、メタボリックなど、日本には様々な問題があり、今後もこの問題は
増え続ける事でしょう。つまり、未来の日本に健康運動指導士は必要な存在と
言えるのです。
この先、健康運動指導士の資格を持っていれば給料大幅アップ・・・
という事も、夢ではなくなるかもしれません。