健康運動指導士の募集
日本では現在、高齢者の増加、子どもの出生率減少、要介護者の増加や
生活習慣病・予備軍の増加、子どもの体力の低下に、心の病などが
大きな社会問題になっています。
高齢化社会に向け、高齢者が一人でも日常生活が出来る程度の体力を
持つことも、10代から発生しはじめている生活習慣病を予防・防止する
ためにも運動を取り入れることが必要です。
そのため、健康運動指導士のような医学的知識、運動生理学等の
専門知識を備え、適切な指導のできる人材の募集が増えてきています。
フィットネスクラブや学校などで生活習慣病の予防策や改善指導者や
メタボ検診(特定保健指導)対策のため、一般企業に設けられた
健康管理部門での勤務などの人材募集もあります。
健康運動指導士の求人の募集を行っている主なところは、病院・診療所、
老人介護・保険福祉施設、保健所、健康増進センタ−、市町村保健センタ−、
アスレチッククラブ、スポーツセンター、フィットネスクラブ、
などがあります。
受験条件が厳しく、健康運動指導士の質向上のために毎年難しくなっていく
資格試験をクリアして初めてなることができる健康運動指導士ですが、
まだまだ、求人募集としては数が少ない方です。
全国で約15000人しかいないのですから、当然といえば当然ですが。
しかし、先ほど申し上げたように、現在の日本の状況下ですので
健康運動指導士の募集は少しずつ増えてきています。
これからの健康のため病気予防改善のためにも、健康運動指導士は
重要な役割を担っているのです。