健康運動指導士の更新手続き

健康運動指導士の更新手続き

財団法人健康・体力づくり事業財団が養成・資格の認定を行っている、
健康運動指導士。生活習慣病予防を中心とした特定健診・メタボ検診
における運動指導や介護予防、運動と食育を組み合わせたスポーツ栄養
などの分野で活躍する資格です。

医学や運動生理学に関する専門的知識を要するため、一定条件を満たして
いること、健康・体力づくり事業財団が認定した講習を受けていること
などの条件もあり資格取得は比較的困難です。

資格受験条件は体育系大学の卒業者、医学や栄養学などの有資格者や
運動指導従事の実務経験がある人など一定条件を満たした上、規定単位の
講習会を修了していること、もしくは、健康運動指導士養成校の養成講習を
修了していることで、これらを満たしていないと、健康運動指導士の
認定試験を受験できません。

そして、資格試験に合格した後、健康・体力づくり事業財団が管理する
健康運動指導士台帳に登録しなければなりません。

この健康運動指導士台帳に登録しなければ、健康運動指導士としての
称号はもらえないのです。

この登録には有効期限が設けられていて、期間は5年間です。
5年を経過すると、登録更新を行わないと登録が消されてしまいます。
登録更新には、認定講習を20単位以上受講し、その証明書が必要となります。

もちろん、更新を怠ると健康運動指導士と名乗ることはできません。
もう一度、認定試験を再受験しなければならなくなりますので、
更新は忘れずに行いましょう。

健康運動指導士は医学にもかかわる仕事ですので、色々な条件が重なって
きます。年々進化する医学や運動生理学の勉強を定期的に必要とするものなので、
講習受講と更新が設定されているようです。

ですが、その分やりがいがある仕事と言えるのではないでしょうか。